お金を貯めるには?貯まらない現状を変えたい人必見!
将来のお金について、不安を感じている人は多いのではないでしょうか。日々節約して家計簿でお金をしっかり管理しているのになかなかお金が貯まらないということは多いようです。そうしたお悩みを抱えている方は現況を振り返って、少し考え方を変えてみてはいかがでしょうか。
お金が貯まらない
お金に対する不安を持っている人が、最近は特に増えてきているようです。
貯めたいのに貯まらない理由
お金を貯めたい場合、収入が増えるなら支出を増やさなければ、収入が同じなら支出を減らせばいいのではないかと単純に思えるのですが、実際のところ、お金が貯まっていないということが多いのではないでしょうか。
多くの人が収入が伸び悩んでいる昨今、お金を貯めるために節約している方は多いかと思われます。しかし、節約だけではなかなかお金が貯まらない場合が多いです。節約以外でお金との関わり方を見直す必要があるのかもしれません。
年収が高くても貯まらない人あり
現在はスマートフォン1つでインターネットでアクセスし、ワンクリックやツークリックで好きな商品を買える便利な時代です。またインターネット上では様々な商品に関する情報やクチコミがあふれ、買い物の参考とされている方は多いのではないでしょうか。こうした多くの情報は魅力的な内容が多く、誘惑に負けて画面上をポチッとしてしまうことは以外と多いかもしれません。
また、収入が少しでも増えればお金の使い方が変わることが多いかもしれません。特に年収が高い人はお金が貯まらない人が多いと言われています。普段の収入が多いことから、お金に関して将来的な不安を感じることが少なく、現時点の消費生活を楽しみたいという考え方や、より贅沢な暮らしをしてみたいという希望が強いことが背景にあるのかもしれません。
お金が貯まる人と貯まらない人、何が違う?
お金が貯まる人と貯まらない人に次の違いがあると言われています。
・貯金の仕方
・口座の管理の仕方
・買い物についての考え
・普段のお金の使い方
・その他
貯金の仕方
お金が貯まる人は、給与天引きの形でいわば強制的に貯金をする仕組みを採用していることが多いです。これに対してお金が貯まらない人は給与全額を管理し、節約して残ったお金を貯蓄に回すといった後付け方式の場合が多いようです。
口座の管理の仕方
お金が貯まる人は、給与振り込み口座と貯金用の口座を別にしていることが多く、お金が貯まらない人は1つの口座にしていることが多いと思われます。
買い物についての考え
お金が貯まる人は、計画として買いたいものがあった時は我慢せずに買っていることが多いようです。節約続きで我慢しているといつかは耐えきれずに散財してしまうといったことを避けるようにしていると言えます。ただし計画にない買い物はしません。これに対してお金が貯まらない人は節約にムリがあることが多いかもしれません。
普段のお金の使い方
お金が貯まる人は、一時の欲望や衝動に駆られたお金の使い方をしたり、短期で大きな儲けを狙った投資には関心が薄いと言えます。これに対してお金が貯まらない人は一時の欲望や衝動に駆られたお金の使い方をしたり、長期的な視点で物事を考えることが苦手の人が多い傾向があります。
その他
「自分のお金は自分のために使う」ということは極めて当たり前な考え方ではありますが、中には「自分のお金の一部を友人のために」「自分のお金の一部を社会のために」という考え方の人も少数派ですがおられます。こうした考え方を実践している人は友人や社会の評価が高まり、その結果としてお金が自然と集まってくるということがあるようです。
お金の使い方、間違ってませんか?
お金は使い方次第で浪費にも投資にもなります。現状のお金の使い方に次のような間違いがないか確認してみてはいかがでしょうか。
小さな支出を見逃している
「塵も積もれば山となる」ということはお金の使い方にもあてはまります。お金が貯まりやすい人は、例え小さな支出であってもできるだけ支出を避ける手段がないかを考えて実行していることが多いです。例えば銀行など金融機関の口座手数料など、一度なら小さな支出でも小出しに何度も利用していると結構な支出となることがあります。
固定的な支出を見逃している
支出には、使う量に応じて生じるものと、使わなくても契約があればその期間中は固定的に発生するものがあります。使う量に応じて生じる支出は契約した後でも管理できる支出ですが、固定的に発生する支出は契約があればその期間の満了まではお金が出ていくことは間違いのないものです。お金が貯まる人は、「固定的な支出」を「使う量に応じて生じる支出」に見直すことで、ムダな出費を抑える工夫に気づいている人が多いです。
衝動買いが止められない
御自身のメンタルを管理できない人は、お金の管理もルーズなことが多いです。また計画性が乏しい買い物は、買った後で「目的のものとは違う」という気がして後悔することが多いのも衝動買いが止められない人の特徴かもしれません。さらに「目的のもの」を探して同じ様なモノを次々と買ってしまうといった悪循環となり、お金が貯まらない人になっていきます。
お金は節約するだけでは貯まらない
お金をしっかり管理しているだけではお金は貯まらないことが多いです。お金の使い方を見直すことで、これまでの姿勢や考え方を変えてみてはいかがでしょうか。
家計簿を付ける意味
家計簿をつけることは、現時点のお金を支出面から管理する上ではとても有意義なことです。しかし、家計簿を付けていることを直接的に将来時点でお金が貯まるということに結びつけるのは早計です。
現時点のお金の管理は勿論重要ですが、加えて将来のお金をどのように殖やしていくのかのビジョンを立てることも重要かも知れません。
お金は使わないと増えない?
「損して得を取れ」という諺があります。現時点では支出となっても、将来に還ってくるお金の使い方というものはあるようです。どのような使い方が良いのかについては各人の考え方や個性で違ってきますが、1つの考え方に「幾ら使っても減らない資産」にお金を使うというものがあります。
幾ら使っても減らない資産とは?
幾ら使っても減らない資産、それはこの記事をお読みになっている読者様御自身かもしれません。現在はインターネットで様々な商品をワンクリックやツークリックで買える便利な時代ですが、それに留まらず、読者様御自身の潜在能力を高めたり、お金を殖やすヒントとなる情報を他の方が無料でシェアしてくれているということを見落としていませんでしょうか。
モノへの投資は時間が経てば、追加で投資をしない限りその価値が下がっていきますが、教育で受けた知識や仕事で得たスキルや経験は時間が経過してもその価値が減るということはまずありません。こうしたソフトパワーは幾ら使っても減らない資産として、この記事をお読みになっている読者様御自身の各々が持っている資産です。その資産は使い方次第でお金を殖やすことにつながるかもしれません。
まとめ
お金が貯まる、お金が貯まらないといった現時点や将来の結果を左右するのは、結局のところはその人のお金に対する付き合い方がどうだったかということかもしれません。そうした点を振り替えることから始めてみるのが良いのではないでしょうか。現時点でお金が貯まらないとお悩みの方は、過去の御自身のお金に対する付き合い方がどうだったか、将来にお金が貯まるようにしたいとお考えの方は、現時点の御自身のお金に対する付き合い方をどのように見直すのかをまず考えてみてはいかがでしょう。